16性格診断/16 personalitiesと仕事
16性格診断というやつがあるのは前々から知っていたし、それが(たしか)米国で就活での一つの指針としても用いられているというのもどこかで聞いていたはずだ。自分も何度か気になって試したことがあるが、あくまで参考程度としか考えていなかった。
ただ、改めて就職して見ると、結構当てにした方が間違いないところが大きいように思える。というのも16性格診断は心理学的な裏打ちもされていて、それなりに正確に性格的傾向を出せるらしい。そして自ずとそこから向いていることと、向いていないことも明らかになる。
自分の性格はINFPというカテゴリに属する。解釈すると、気弱な夢想家といったところであろおうか。何よりまず、内向的/Introvertであるため、そこまで人付き合いへの体力も無い分、振る舞いもおとなしめになる。さらに漠然としたアイデアに惹かれるため、あまり実務的な作業をこなすのには向いていない。
そこから示されていた向いている仕事は、16personalitiesのサイトによるとライターやケアワーカーであった。一方、会社勤めはどうにも不向きらしい。一概には言えないのであろうが、まあチームワークがほぼほぼの仕事は確かにダメだ。おとなしく忠告に従っておくべきであった。
誰しも向いていることと向いていないことがあるはずだ。もちろん、それがしたいこととの葛藤になるのであれば、不向きに挑戦する必要もできるのかもしれない。ただただ、それにしても高い成果を出しやすいのは、間違いなく向いている仕事だ。性格的な背景によって、人と付き合うことが得意、不得意、細かな仕事が得意、不得意が決まるとするならば、ある程度は得意なことを生業にした方がストレスも軽いし、つまりは長続きもしやすいはずだ。
ここまでくると、やはり自分の性格に合う仕事に就くことが望ましいということになる。16性格診断も、所詮は16までにしか判別できない。地球の数ほど性格があれば、必ずしも正確性は保証できない。しかし、やってみると分かるが、この性格診断はそれなりに当たようだ。実際米国でのキャリア選びに用いられているくらいであるし。最後に何が言いたかったというと、自分の性格的な向き、不向きに向き合うことが、間違いない進路選択につながるはずということだ。自己分析って、そもそもそういうことだったんだろうか。あまりに軽率であった。ストレスにならなさそうな仕事を選ぶのが一番。